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Kie Takeda

クオリティ・オブ・デス

今日は私がお仕事をさせていただいている NPO法人沖ヨガ協会の総会がありました(^^)

総会後は東京女子医科大学附属青山自然医療研究所クリニックの川嶋朗先生が お忙しい中時間を作ってくださり、

「QOD:クオリティ・オブ・デス=死の質」


の講演をしてくださいました!

よりよい死に方=よりよい生き方すること。

いつ死ぬか、そういう期限を自分で作り、 そこに向かって

「”自分”のやりたいこと」をやりきる。

命あるかぎり、終わりは来る。

病院の治療は、常に延命です。 自分が病気になった時に、西洋医学にかかるもよし、代替医療をとりいれるもよし、 でも、どこまで自分が”延命”を望むかは自分で決めましょう。

ということ。

私は、地元にいたころ父方母方の祖父母がどちらも近くにいました。 今は、父方の祖母しか残っていませんが、 祖父母が病気になって亡くなるという経験の中で、 すごく自然じゃない違和感のようなものを感じました。 お医者さんのさじ加減で生命がコントロールされているような違和感。

そのころはただただ今の西洋医学はなにか間違ってるとしか思えなかったけれど、 今はそうは思いません。 ひとつひとつの治療を受ける決断は私達の側にあるから。

どう自分が選んでいくか。

そしてその前に、自分がいかに”病気”という状態にならない工夫をしていくか。 さらに、もし病気になった時に、”身体は病気”だけれど”病気じゃない心”を作るか。 それは自分次第。

沖ヨガでは、自分が自分の人生の主人公になる。

というような言い方をします。

 悟りとは何かというと、自分の生き方を自分で知り、自分に一番良い生き方を自分が自分にさせることであり、しかも自分自身にそういう能力が身についているということです。  悟るという字は、吾の心と書きますが、自分が自分の生き方を知るには、自分の考え方を持ち、自分の行い方を知っていなければなりません。即ち自分が自分として生きることです。私たちはそれぞれ個性別の存在で、この世に自分というものは、たった一人しか存在しません。人間としては共通の存在ですが、一人一人かけがえのない個別の尊い存在なのです。その尊い自分に最も適し、ふさわしく、喜べる生き方を自分にさせることが、自己を大切にすることであり、自己を愛することであり、自己を尊敬することなのです。それはまた、自分を拝むことになるのです。  ヨガでは自分で自分を拝める心身をつくりなさいと教えていますが、ヨガを行じることによって、そういう自分になることができるのは事実です。自分が拝めたとき、本当に幸福な自分を見出すことができます。このような素晴らしい自分を、自分の努力によってつくり上げて、初めて価値ある人生を手にすることができるのです。人の一生は、自分が自分をどれほど素晴らしい自分に仕立て上げるかを、自分で見るためにあるのだと私は解釈しています。日々の生活はそのためにあるのであり、臨終のとき「もう少しやっておけばよかった!」と、1回だけの人生に後悔を残すような生き方はすべきではありません。 「生きている宗教の発見 著:沖正弘 より」

それから、川嶋先生が「ひとりよがりになってはいけない」 という言葉を何度か強調されていたように感じました。

ひとつは、本人がひとりよがりになってはいけない。ということ。 自分がここまで生きたい。こういう死に方をしたい。 ということを決めるときは、必ず家族の方とも話し合うように促していました。

もうひとつは、医者がひとりよがりになってはいけない。という部分。

代替医療をとりいれる際もそう。 例えば、これは絶対に食べてはいけないとか。絶対に薬は飲んではいけないとか。 すすめる側が絶対というような言い方をするのは間違っているということ。

私も、ヨガを指導させてもらうときにも同じようなことが言えるなと感じました。 ひとりよがりのヨガを押し付けてはいけないと(^^)

ひとりひとりに合ったヨガ。 そういうものをクラスの中で一緒に見つけていけたら幸いです。

「よりよい生き方をする。」 ヨガにはとっても大きな役割があると思うから、 私も少しずつでも、いろんな人の役に立てたら。 と、そう思いました。


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